宮古島た~じば~

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息子とのケンカ そうじ

今日のケンカは、たまにある息子のすねた態度からだった。

ケンカの定義は他とは少し違うが、お互いがお互いに不満を抱き、雰囲気が悪くなった状態を我が家ではケンカになったとしている。

 

この日は土曜日。

休みということもあって家族全員7時ごろには起きているが、最初に起きていたはずの息子が1時間くらいして布団に戻りゴロゴロし始める。

毎晩、家族四人で畳間に布団を敷いて川の字で寝ているが、息子がゴロゴロし始めたころ、私は家族の布団を片付け始めていた。

すると・・・

部屋のすみに梅干しの種を発見!

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ん!?

意味がわからない!息子はこれが初めてではない。何度も何度も梅干しの種をあちこちに置き忘れる!

いや、置き忘れるどころではない!そこらへんに捨てているのだ!

全く理解できない。私たちが心地よく過ごす場所に平気で口から出したものを放置するその行動に全く理解できない!

あきれて息子に問いただす。。。

息子「・・・」

梅干しの件は、初めてのことではないが寝室にまで落ちていたのを息子の目の前で発見し、問いただしたのは初めてだった。私はしつこく言葉をかけるわけでもなく、あきれた態度で、布団を上げ始める。

息子は厳しく叱られたわけでもないが表情が暗く、落ち込んだ様子だ。

罰として掃除機をかけるよう指示し息子は掃除機を手にするが、その姿はめんどくさそうな態度だ!

この野郎~!(心の声)

父 「大丈夫だよ。お父さんがやるから。」

息子「・・・」

父 「お父さんが悪かった。掃除機無理やりさせたからね。もいいいよ」

息子「・・・」

掃除機をかける私の横で息子棒立ち!

 

その後、やばいと思ったのか息子は自分の部屋片づけに行った・・・

 

 


 

 

その時の息子の態度にはイライラしていたが、改めて、自分の息子への教育の悪さがそこにあるのではないかと感じることがある。

 

それは、「ダメなものはダメ」とはっきりと叱り、感情はぶつけてもよいが、息子に対してあきれ、あきらめ、チャンスを与えないやり方は子供にとって自尊心を傷つけてしまう。

 

後から息子に聞いてみる、やってしまった行為に対して反省と後悔で落ち込み、うなだれていたそうだ。

反省からくる「うなだれの態度」を私は「ふてくされた態度」と捉え、そんな息子にダメージを与えるべく、「朝の掃除にお前は必要ない」「お前はダメな奴だ」というレッテルを張っているのだ。

私自身そういう自覚はないが、改めてその時の自分の感情を振り返ってみるとそうだった気がする。

 

ほぼ毎日のようにケンカをしている私と息子であるが、息子の痛いところを大人げなくついてくる父親としっかり反省し、自分を見つめ直すことのできるしっかりした息子。

私たちはこういったケンカを繰り返し、お互い成長していくのだと思う。

 

それにしても、こんなに大人げなくも息子の自尊心を傷つけてしまう父親のせいで、今後、息子が私のことを見限り、ぐれてしまったり、悩みを相談しなくなってしまったりしてしまうのは悲しい。。。

 

そうならないためにも感情にまかせ精神的なダメージを与える行為で教育するのではなく、ダメなものはダメとハッキリとした教育とその後のフォローで正しい道に導いていけたらと思う。そして、そんな私を尊敬してもらえるような関係を築きたい。。。