宮古島た~じば~

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ケンカばかりしている息子は意外と・・・

 先日、息子(小6)が学校のカウンセリングを受けた。

 今日は息子とのケンカの話ではなく、カウンセリングまでの経緯、結果について書こうと思う。

今日の記事の内容

 ①なぜカウンセリングを受けたのか

 ②カウンセリングで息子は何を感じたのか

 ③カウンセラーから保護者へ

 

1.なぜカウンセリングを受けることになったのか。

 体調面で特に問題のない息子がある日、突然吐き気を感じ、トイレにこもることがあった。数分間嗚咽が聞こえ、まるで二日酔いでトイレにこもる大人のようだった。数分後トイレから出てきた息子はすっきりした顔をしていた。聞いてみると吐き気は突然のことだったようで、食べ物や体調からくるものとは違うと話していた。

 ちょうどその時期、息子はよく布団に隠れてスマホをいじっていたり、ゲーム機を顔の近くで操作したりすることがあった。また、数年前からたまに  のことについて考えると心が苦しくなり、死の恐怖に襲われることも話していた。

 そこで近距離でスマホを操作することについて注意したいという思いから、スマホによるブルーライトが脳を刺激し、死への恐怖を引き出され、吐き気を起こしていると適当な理由をつけて息子に伝えた。息子はそれについて自覚があったようでその話を聞いてから、スマホやゲームに顔を近づけて使うことを控えるようになっていった。

 息子が納得する姿を見て、吐き気の原因に適当に理由をつけたが、あながち間違っていないような気がしてきた。息子の過剰な死への恐怖は何なのか。息子の不安が少しでも解消できればと考え、学校で募集があったカウンセリングに申し込むことになった。

 

2.カウンセリングを受けて息子は何を感じたのか。

 息子にカウンセリングを受けてどうだったかを聞いてみると、

「あの先生さ↗話を聞くのがうまいっ!」と話していた。

 話の腰を折らず、自分の話を最後まで聞いてから次の質問をしてくれ、おしゃべりな自分の話をずっと聞いてくれることがとてもうれしかったようだ。。。

 普段からおしゃべりな息子は家で聞き流されていることもあり、カウンセラーとの会話をとても絶賛していた。(決してうちでの親子関係がひどいわけではない。ケンカはほぼ毎日してるけど。。。)

 息子はカウンセラーと話し、とてもすっきりしたようで、家に帰ってからのおしゃべりはパワーアップしていた。。。

 

3.カウンセラーから保護者へ

 カウンセラーの方はとても息子を褒めてくれたらしい(妻が面談をしたので。。。)

語彙力があり、知的能力、想像力がとても高く、イメージしたことを言葉にして伝える力がとても優れているとのことだった。カウンセラーの方は、大人と話しているような感覚になることがあったらしい。また、自分のことを客観的にとらえ、分析することもできる。しかし、大人の感性がありながら、根底に子供らしさも残っていることで、ギャップに戸惑うことがあるという。

 死への恐怖は身近な人物の死の別れから来ているものだということだった。身近な死といえば、息子の後に身ごもった子の死産と祖父母の死が思い出される。(カウンセリングの中で死産した子のことを訪ねてもいないのに話ていたらしい)

 それでも、死への恐怖に対しては半分くらい自分で解決できているようになっているようだ。それがどういった方法かは特に聞く必要もなかったのでそのままにしているが、カウンセリングで息子の心の状態や一面が聞けてとてもよかったし、何よりカウンセラーの方からたくさん息子を褒めてもらったことも親としてとてももうれしかった。

 

 いじめや友達関係、親子関係など複雑な悩みを抱えている子供たちのためのカウンセリングであるような気がするが、今回、稀にあった吐き気のことで相談し、専門家に話を聞いてもらったことで息子の他よりも優れた一面を知ることができてとても良かったと思う。きっと明日からも知的な感性を持った息子と精神年齢が低い父親はしょうもないケンカをするのかもしれないが、案外それが息子を脳を鍛えているのかもしれない。。。

 明日からも息子の知的な部分を刺激しながら一生懸命ケンカしようかな(笑)